液晶-3
(2) セルの構造や液晶物質の組合せによる類別
ツイステッドネマティック(TN): 後述する配向処理により液晶セルの片方の基板に接する液晶分子の配列方向と、他方の基板に接する液晶分子の配列方向を90度ずれるようにすると、この間にあるネマティック液晶はコレステリック液晶の項に述べたように、分子が配列している平面を進むに従い、その分子軸が少しずつねじれて最後に90度ずれた状態に至る。このような構造にしたセルをツイステッドネマティック(TN)と呼ぶ。光がこの分子軸の方向に沿って旋光するので偏光板を用いて所定の偏波光を選択することにより、コントラストの高い表示ができる。このタイプの液晶表示装置は、そのままでは応答時間が長く多画素の表示には適さない。現在では数字や簡単な文字を表示するために使われることが多く、その場合、片方の基板側には反射板を配し、液晶セルを通過した光の反射光をみるタイプが多い。
超ツイステッドネマティック(STN): ネマティック液晶にコレステリック液晶を加えると全体がコレステリック液晶のねじれ性を持つ。このように配合した液晶をカイラルネマティック液晶と呼ぶが、これを上記のTN構造と組合わせると90度以上のねじれ角を得ることができる。このような構造でねじれ角を240度前後にすると電圧による配列状態から非配列状態への変化が急峻となりシャープな画像を得ることができる。ただしこのタイプの液晶は、複屈折性の影響による特定の波長の干渉が強くでるため通過する光に固有の色が付く。このため、そのままではカラー表示には適さない。
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(2) 按元件结构和液晶物质组成分类
扭转向列(TN):
按照后面介绍的排列方向处理,将连接在液晶元件一侧基板上的液晶分子排列方向和连接在另一侧基板上的液晶分子排列方向扭转90度,则位于其中间的向列液晶,如在掌性碟状液晶内容中所叙述的那样,随着分子排列平面的进级,其分子轴方向稍微持续地扭转直至最后达到90度扭转状态,将这样构成的元件叫做扭转向列型(TN)。光是沿着这种分子轴方向进行旋转的光,由于用偏光板选择所定的偏振光,能够高对比率显象。这种类型液晶显象装置,其原始响应时间长,不适合多象素显象。现在,为进行数字和简单的文字显象,使用的很多,其多数类型是在一侧基板的侧面配置反射板,看的是穿过液晶元件光的反射光。
超级扭转向列(STN):
在向列液晶中增加层状液晶,则整体上拥有层状液晶的扭转特性,将这样配合成的液晶叫做掌性碟状液晶,而将其与上述TN结构组合就能得到90度以上的扭转角,这样的结构,做成扭转角240度左右,利用电压从排列状态急剧变化到非排列状态能得到夏普图象。但是这种类型的液晶由于双折射性的影响,为了特定波长干扰强力进入,要对通过的光加上固有色,因此,不适于原始彩色显象。
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