液晶-5
強誘電性液晶:
カイラルスメクティック形の液晶のうち比較的流動性の高いタイプのものを1~2?M程度のギャップを持つ2枚のガラス板の間に充填した構成により表示装置とする。このような狭いギャップの中に挟まれたカイラルスメクティック形の液晶は、このギャップが作る平面内で2つの安定な状態のいずれかを保つ。しかもこの種の液晶は自己分極性があるので、電圧を印加すると高速にその方向に配向し、電圧を除いてもその配向状態を保つ。特にその応答時間はSTNタイプとは4桁の差があり、多画素大画面の高速表示に適している。問題点は、狭いギャップを、充填する液晶の配向状態を揃えることを含めて均一に作ることの難しさ、機械的な変形により液晶の状態が変化した場合に自己回復性がないこと、片方のメモリ状態で放置すると、電圧を掛けても他の安定状態に変移しない「焼き付き」という現象を起こすこと、安定状態が本質的に2つしかないので階調制御が困難なことなどである。現在ではこれらの解決を主にまだ開発段階にある。
強誘電性液晶の2つの安定状態の中間で反強誘電性を示すものを反強誘電性液晶という。このタイプは、反強誘電状態に置くことにより焼き付きなどの現象を除くことができる。
强介质性液晶:
是将掌性碟状型液晶中流动性较高类型的材料,填充在有1~2?m间隙的2片玻璃板之间,组成显象装置。掌性碟状液晶,被夹在这样窄小间隙中,在该间隙所形成的平面内,保持2种稳定状态中的一种状态,而且,这种液晶自身具有极性,施加电压则迅速在其方向上定向,解除电压也会保持其定向状态,尤其,其响应时间与STN型之间有4位数的差距,适用于大屏幕多象素高速度显象。存在的问题是:液晶填充在窄小的间隙,包括将液晶状态整齐均匀制作有难度,由于机械变形引起液晶状态发生变化时不能自动恢复,在单方记忆状态下放置,则施加电压也不会转移到其他稳定状态,易引起所谓[烧粘]现象,实质上稳定状态只有2种,所以,控制灰度等级有困难等等。重要的是现在这些问题的解决尚处于开发阶段。
在强介质性液晶的2种稳定状态中间,呈显反强介质性状态,称之为反强介质性液晶。这种类型,由于置于反强介质性状态,能够排除烧粘等现象。
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